店長日記
お盆のお話し
2012年08月07日
皆様、酷暑を無事乗り切られているのでしょうか?
京の舞姿 店長のリリーです。
あっという間に、今年も半分過ぎてしまいましたね。
そんなわけで、今回はお正月と共に一年の区切りの行事となる、お盆のお話しをいたしましょう。
古来日本には、冬と夏にご先祖の霊を奉る習慣がありました。これらの、子孫の元に帰ってくるご先祖の霊をを弔う行事の、年の初めの寒い時期のものがお正月となり、その一方で夏の暑い盛りのものが、中国で発祥しインドを経て仏教を通じわが国にも伝来した、ウランバナと言う同じく先祖を弔う行事とが融合して、現在のお盆になったと言われています。
なお、かつては旧暦の7月15日に行われていたお盆ですが、地域などによって差異はあるものの、8月15日が一般的となっています。ちなみに、7月7日の七夕についても、元は旧暦のお盆の行事から発祥したものとの説がある様です。
さて、お盆の前後には全国各地にて盆踊りが開催され、こちら京都では翌日16日に五山の送り火が執り行われます。
是非、素敵な浴衣姿で参加・鑑賞なさって下さい。当店では今週末11日土曜からお盆休みを頂戴する予定ですが、まだまだ間に合いますよ!