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空気が乾燥した天気の良い日に、正絹・麻・木綿・ウールなどの天然素材の着物を陰干しすることで、湿気からくるシミやカビ、また害虫などの被害から守るお手入れの事を虫干しと言います。

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虫干しの基本的なやり方

タンスなどから取り出した着物を、風通しの良い室内に陰干しします。決して、日のあたるところに干してはいけません
同時に着物を包んでいた、たとう紙も干しましょう。また、タンスの扉や引き出しを開け放ち、こちらの湿気なども取り除くようにします。

実施の時期

虫干しは土用干しとも言われ、7月下旬から8月上旬に行うものとされてきました。それ以外にも、秋晴れの続く10月下旬から11月下旬や、冬の乾燥シーズンである1月下旬から2月下旬などが適切な時期となります。一年に最低一回は実施する様に心がけください。
なお、雨の降った後や朝の早い時間帯、また夕方には地面から湿気が上ってくる場合があるので、晴れの日が二日以上続いた翌日の10時から14時位の間に行うのがベストです。

片付ける前の確認

もし、シミやカビまた虫食いなどが発見された場合には、すぐに専門の業者に持ち込んで処置を頼みましょう。虫干しには、こういった被害を早めに発見する為という意味合いもあります。

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